裏切りという名の愛でした。

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「んじゃーねー!」
「うん、ばいばーい」



そんな会話がそこらから聞こえてくる放課後。






「んじゃ、行こうか」


瀬奈ちゃんはメイクもしていて完璧だった。





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「にしても、千尋も何なのかしらね?
急に用事できた!なんて」



彼氏でもできたのかな、と
一人ウキウキしている瀬奈ちゃん。