『朱梨早く起きなさーい』 今日も夢の中で鳴り響くお母さんの怒鳴り声。 「んー…。今起き…ってもうこんな時間なのーっ!!」 時計を見れば7時半。急いで支度をする。 学校遅刻しちゃう~! 「いってきまーす」 5分で支度を終わらせて家を出た。 髪の毛はボサボサだしメイクはしてない。 そのおかげかいつもより一本遅い電車に間に合った。 ホームに着くとそこにはスーツを着たおじさん達ばかり。 「嫌だなあ…。」 だけど居たんだ一人だけっ。 あたしと同じ学校の制服を着た男の子。