あの日からのことを
チカに出来るだけ詳しく話した。

すごく恥ずかしかった。

ストーカーしてたこと
家事の後アパートに
店長と行ったこと、
受験会場にチカがいて、
驚いたこと、
チカは泣きながら黙って聞いてくれた。

「嫌わない?」

と何度も聞いた。

「こんなに愛されてると
感じた日はないよ。

いつも、私は新に愛されてたんだね。」

そう言ってくれた。

その日、疲れて眠るまで、
互いにいろんな話をした。