廉への手紙を書き終わったあと、一滴の涙をこぼしながら私は呟いた。

「廉、未来では幸せになろうね」

その瞬間、ひとつの命は空へと光って消えた。

「星野蘭さん、安らかにお眠りください」


この直後廉は日本につき、病院へと車を走らせたがその時にはもう遅かった。