「い、痛いじゃん」

「やめてよ!なんでそんなこと言うの?そんなに死にたいなら今すぐ死ねばいいじゃん!大切な人がいない寂しさがどれだけ辛いかお前が一番わかってるはずだよね?

うちらはお前が大切な人なんだよ!ずっと友達でいたいんだよ!

だから、死ぬなんて言わないで…泣」

希美が泣き出してしまった。希美の背中をさすっている空も目が赤くなっていた。

私は生きなきゃダメなんだ。
廉や希美、空たちのために。

「ありがとう…泣
希美と空と友達になれてよかったよ」

女3人で泣きながら抱き合った。