2年9組の私たちのクラスは、最後尾なので、先頭が出発してから10分くらい経ってようやく出発した。
歩き始めて数分、やっぱり私は遅れていた。
周りには歩く気のあまりない男子が数人と、男子の輪に入れない瀬田。
私がいるのは本当の最後尾。
体がだるい。
体が重い。
朝からふらつくとは思っていたけど…。
なんて少し後悔。
体力には自信のある私。
でも思うように足が前に進まない。
体もふらつく。
やばい…倒れそう…。
でも結構進んで、今は山の中腹部あたりだろう……と思う。
後少し頑張ろう…と自分を励ます。
「ちょっ、押すなよ〜」
瀬田以外の数人の男子が体を押しやってふざけて遊んでいる。
ドンッ
「あ、ダメガネごめん!」
ふざけている男子にぶつかられた瀬田は気にする様子もなく無視する。
私もぶつからないようにしなきゃ…。
と考えているのもつかの間、一人の男子が押される。
そして次にぶつかるのは…私…。

