俳優と、恋愛と。





「別……にっ………」





震えているのか?なぜ?
実験室が怖いとか??
いや、それは今まで掃除してたわけだし違うか…。


わからない、こんな反応をする女子にあったことがない。





「もしかして…暗いところが無理とか?」




またビクッと肩を揺らす篠さん。
図星だな。




「立てますか?」




そう言って、手を差し出すけど、




「立てるもんっ……」





本当に可愛げがない。
俺の手を無視して立ち上がる。
人を頼ることを知らないのか、俺に聞かれてムキになって立ち上がったものの、足が震えている。
素直になればいいのに。




「ほら、俺ここにいるんで、着いてこれますか?」




そう言って、俺は歩き出す




「ちょっまっ……」




”待って”と言いたいのだろうが待たない。
めんどくさいから。



すると、グイっと後ろに引っ張られた。
な、なんだ!?