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瀬田に日誌の書き方を教えて、勉強も少し教えた次の日、私はいつも通り登校していた。
「おはよう葵〜」
話しかけてきたのは小学校からの親友、歌田美結。
綺麗な顔立ちで男子にもモテモテだ。
「昨日、メガネ君のお守りしてたって聞いたんだけど、本当?」
メガネ君……って、瀬田のことだろうか…。
それに、お守りってなに……。
「別に…、日誌の書き方を教えてあげただけだよ…。
初めてなのに押し付けられてもかけないでしょ?」
「私は彼氏と予定があったから、先に帰っちゃったもんね〜。
その現場見たかったよ〜。
というか、相変わらずおせっかいね」
そう、美結には他校に彼氏がいる。
昨日は会う約束をしていたようで、私を置いて先に帰ったのだ。
「別におせっかいとかじゃないもん。
授業とかも目の敵にされてたし、クラスでもバカにされてたから…少し手伝っただけだもん…」

