俳優と、恋愛と。






「仕方ないでしょう、私があなたを支えていかなきゃならないんだから…」





「ま、これからもよろしく頼むぜ、マネージャー。頼りにしてるよ」






そう言われて、マネージャーさんも目に涙をためて、すごく嬉しそうだった。





「てことで、帰っていいっすか」






そう言うのは蓮で…本当に空気を読めない。





「可愛い葵ちゃんを連れて帰りたいんですけど」






「何考えてるのか知らないけど、葵は連れて帰らさないし、今からパーティーの続きだから」





蓮の面倒くさそうな言葉に、お姉ちゃんが返す。






「さ、葵との話も終わったし、パーティーに戻るわよ、解散!」





そうだ。会見が終わっただけで、パーティーは終わってないもんね。






「葵…」






そう言って私に近づいてきたのは蓮だった。





「俺、挨拶とかあるから一緒にいてやれねーけど、あんまちょろちょろ一人で動き回るなよ。
あと、俳優に話しかけられてもついていくなよ」






「わっわかってるよ!!」






そうムキになって言う私をははっと笑って蓮はパーティー会場へ戻っていった。