俳優と、恋愛と。







「ちょっ!!!」





反射的に蓮の腕を引っ張ったものの、蓮の体重を引っ張る事なんてできるはずもなく、後ろに倒れてしまった。私が押し倒す形で……。


運のいいことに、真後ろにベッドがあって、自然と蓮がベッドで寝る形になった。




大胆にも押し倒してしまった私は立ち上がり、仕方なくタオルで蓮の体を拭く。
恥ずかしい……下着とかはどうしたらいいの?

さすがに私にそんな勇気はない。






「蓮……」





「んー……?」






虚ろだが目を開けてくれる蓮に言う。






「下着も濡れてるから……、シャワー浴びてくるから、着替えておいてね?パジャマとかも」






「んー……」





肯定ということでいいのだろうか…?
不安に思いながら、蓮の部屋を後にする。





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「蓮、入るよ?」





シャワーを借りて、部屋に戻ると、蓮はちゃんと着替えて、寝ていた。
よかった………、意識あったみたいで…。





それにしても、疲れた…。
水族館に海。初めてでどこも楽しかった。
それ以上に蓮とずっと一緒にいれたことが何より嬉しくて、楽しかった。

海でのキスや、告白……全部全部嬉しくて…自分がこんなにも大胆だったのかと恥ずかしくも思う。