「もう、よくわからなっ」
いきなり真正面から抱きしめられる体。
なんでいきなり……。
「ちょっと蓮……」
「葵が可愛すぎてもうこのまま帰りたい」
「は?」
今来たところだし!というかまだ水族館にいってないし!
蓮は私の肩口に顔をうずめる。
「葵だっていつもしてないのにどうして化粧なんてしてるんだよ…。」
「わかるの……?変だった…?」
気合入れてして来なきゃよかったかな…
「わかるに決まってる。私服着てると……いつも以上に大人っぽくて…綺麗だよ」
「っ………//」
恥ずかしい……。こんなこと……こんな風に言われるの初めてだから……//
「あーあ。朝からこんなんで俺は大丈夫なのか…。」
朝からこんなにドキドキしてる。
蓮に会うのが楽しみで、会ったらこんなに胸が踊る。
「っ…はぁ。いくか!水族館!!」
「うん」
そうしてホームに入って来た電車に二人で乗った。

