俳優と、恋愛と。






今も…うるさい。
鳴り止め、私の心臓音。
うるさいうるさい……。



私の心臓がドキドキ言ってる。
蓮といるだけでもドキドキうるさいのに、
抱きしめられている今は……いつも以上にうるさくて……。
蓮に聞こえてしまう……//





頭の中が蓮でいっぱいで、苦しい。
蓮が私を好き?
れんがわたしをすき?
レンガワタシヲスキ???





「………ふるならふって」





「え?」





「………葵の返事……聞かせて?」





そう言う蓮はすごく弱々しくて……。
私を抱きしめる強さも強くなる。
体も……こわばってる?





「蓮……顔上げて?」





私が言うと恐る恐る体を離す蓮。
なんだか可愛い。





「私の目を……見て?」





蓮と目が合う……。
このまっすぐな瞳に……いつも助けられた。
このまっすぐな瞳から…いつも逃げられない。





「私も………好き」





花火が上がる。
私たちを照らす。





「…………ほんとに?」





そう言って私の頬を両手で挟む。
距離が近いし恥ずかしい……。





「疑わないで」