「あれ、葵の上!?」
「隣の人誰!?彼氏!?」
2年のヨーヨー釣りの店…というか、祭模擬店として、スーパーボールすくいや金魚すくいなども一緒にやってるブースへ葵と来た。
すると色々噂される。
葵は恥ずかしいのか目を伏せている。
まぁ俺もダテメならカッコいいって言ってもらえるんだな…。
「ヨーヨー、つってもいいかしら?」
そうして葵が入り口付近で買った金券を渡す。
「どうぞ〜」
そうしてしゃがみこむ葵だけど……スカート短すぎだろ……。
もともと短いからしゃがむことでもっと短くなる。
あー、本当に無防備だ……。
この空間にいる男子どもの視線が集まっているのがわかる。
「つれない」
そして葵は下手くそだった。
「下手くそ」
「だって……久しぶりなんだもん……」
そう言って頬を膨らませて拗ねる葵が可愛い…。そんな顔するなよな…。
「もう一回いいですか?」
そうして俺が金券を渡して新しいヨーヨー釣りの糸をもらう。
そして葵にそれを渡し、しゃがむ葵を後ろから抱きしめるようにして俺もしゃがみ、葵の右手を掴む。
「ちょっちょっと!何するのよ!!」

