「じゃぁ尚更頑張らないとな……クラスでべべ脱却する……」
「大丈夫でしょ。頑張ってるもん。蓮……」
「……………もう一回言って……?」
「は?」
瀬田のほうを向くと顔が少し赤くなってるような?
ずっと自分が名前で呼ばれてるから無意識に名前で呼んでしまった。
「お前、不意打ちがやばい。
わかってないでやってるところがより罪深い」
「何言ってるの……」
瀬田は頭を抱えて悩み始める。
もう絶対呼ばない………。
「これからもそう呼んでよ。
葵に呼ばれると元気でるから」
「なにそれ………」
名前を呼ばれると元気が出るってなんなんだ。
「よし、元気でたから勉強頑張る。
もっと元気出る方法があるんだけどなぁ…」
嫌な予感がする。いや、なんというか聞きたくない。
「そんなこと知らない」
「本当に釣れない。
俺が500点取れなくてもいいのか〜?」
「自分の決めたことは貫くんでしょ?」
「痛いところを………」
瀬田は嘘ついたりなんかしない。
決めたことは最後までやり通す。
それが私の知ってる瀬田。そして及川蓮。

