「笑った顔が見てみたいな。俺は。
瀬田が言ってたもん。可愛いんだよって……」
「…………//」
絶対顔が赤い。
なんなのこいつ……。
「俺、篠葵のことが気になるんだけど」
「え?」
チュッ
「…………なっなっなにするの!!」
とっさに距離を取る。
額にされたキス。
いきなり触れてくるとか、どんなプレイボーイなの!?
「昨日もしたんだけど、俺のキスでは君は起きてくれないようだ。
じゃぁね、可愛いプリンセス」
どこぞのキザなセリフなんだろう。
及川蓮はもっとサバサバしてる奴だと思ってたのに。
そう言って去っていった及川蓮は本当にキザなやつ。なんてやつ。
身体中があつい。
昨日の寝ている時の記憶。
おデコに触れた感触……夢じゃなかったの……。
及川蓮……それは瀬田に似ているようでどこか違う。
及川蓮と瀬田祐樹は…どういう関係なの?
瀬田祐樹に惹かれている私に気づく反面、どこか及川蓮にも惹かれてしまう。
男なんて嫌いなのに…。
どうしてこんなにも気になってしまうんだろう。

