俳優と、恋愛と。







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少し遠かったがたどり着いた篠の家。
それは思ったよりも大きくて、開いた口がふさがらないくらいだった。




「じゃぁ待ってるから連れて行ってあげなさい。
部屋は二階の一番奥だそうよ」





マネージャーは車に残るようだ。
また篠を抱えて車を降り、家に入る。



両親は出かけてるんだっけ…。




真っ暗な家の中。
適当にスイッチを探して家の明かりをつける。




「広い廊下…」




一直線に伸びる廊下。
そして目の前に階段。




登りきり、端まで行くと”Aoi”と書かれたカードのかかった部屋が見えた。



開けると広がる篠の部屋。
女子の割にはモノの少ない部屋…かな。
シンプルに、ベッドとローテーブルと机が置かれているだけだった。




篠をとりあえずベッドに寝かせる。




暗くしたら起きた時に篠の悲鳴が響きそうだ…。なんて思う。
ここに女子一人残して帰ってしまってもいいんだろうか。




頭を撫でるとくすぐったがる篠。
まだ顔の赤みが取れてない。