「私はお姉ちゃんにならないと…。
強くならないと……弱いままじゃ…相手にしてもらえないっ…」
しっかりしなきゃ…お姉ちゃんみたいに勉強しなきゃ…。
じゃないと私は認めてもらえない。
「おい!聞けよ!」
瀬田が私の肩を掴んだ勢いで後ろの棚に背中がぶつかってそのまま座り込んでしまう。
「お前は姉の点数取れないのかよ」
「とれないよ…頑張っても….。
前だって一番よかったのに結局姉は越せなかったもの!」
「なんで喜ばないんだよ。
一番よかったなら喜べばいーじゃん」
「喜べるわけないでしょ!?
どれだけ褒められたって、みんなどうせ私なんてって思ってる!!お姉ちゃんにはどうせ勝てないんだって思ってる!!」
こんなに感情的になったのはいつぶりだろう。
もうわからない。なにがなんだか。
「俺は思わない!!!」

