______________________________
3日後。
とうとう俺の実力を見せるときがやって来た。
場所は俺の事務所の会議室。
前に台本を渡されたところだ。
机を少し移動させて、演技できるように中央にはなにも置かれていない。
机が端に3台あるだけだ。
その机に座るのは、俺のマネージャー、杉浦みずきのマネージャー、”愛の叫び”の原作者の城田さん、そして琴李京香。
琴李京香…。
女優顔負けの容貌。
そして……すごい威圧感。
圧倒的の存在感、そして実力が目に見えるようにわかる…。
これが……琴李京香…………。
「あなたが……及川蓮……。」
「はい」
俺はブレない。
真っ直ぐな瞳に、真っ直ぐな目で返す。
「ふーん…」
全員に緊張感が走る。
もちろん、俺にも。
「君が及川蓮くんね!はじめまして。
杉浦みずきです。よろしくね」
「うっす……」
やっぱりこの人は違うな……。
他の女みたいに媚を売らない。
この人からも感じる…絶対的な自信のオーラ……。
「君のことはよく知ってるんだ♪
今日会えることも楽しみにしてたの。
頑張ろうね♪これから!」
「はい!」
この人は…俺が琴李京香に認められないことなんて考えてないのか……。

