「.......ん」
なんだここ?
目の前には真っ白な壁
鼻をツンとさせる薬品の匂い
あ、病院か.....
あ、愛菜ちゃんは?
私は急いでベッドから出ようとした
その時
「おい、てめー俺のアイスとんじゃねーよ」
「....別に、俺が買ったからいいだろ」
「お前、嘘いってんじゃねーよ!目泳いでんじゃねーか!バレバレなんだよ」
「はぁ...お前ら、静かにしろ」
な、なんだ、この彩り鮮やかな頭の人達......
私、そんな友達いたっけか?
「あ、目覚めた~お嬢さん?」
一番色気を醸し出してる男がやって来た
「あの、どちら様でしょうか?」
一瞬驚いた顔をして、すぐににやっとした
「え~覚えてないのか、悲しいなぁ~俺だよ、俺~」
いや、誰だよ
ちょっとイラっとしたな、うん
「おい、」
うわっ、きれいな顔.....
ここにいる人たち全員すごい整った顔してるけれども、群を抜けて整ってる
けど、大きな湿布が張られてるのは残念な感じ
「これ食べるか?」
そう渡してきたのは、さっき言い争いの中心にいたあのアイス
「それ私に渡していいの!散々アイス取り合ってたじゃん!まあ、貰うけども~私のお口も何か求めてたからね!」
全員がこっちを見て驚いていた
あ、.....やっちゃった
「お、オホホ....暑いですわね...」
「今そんなことやっても意味ねーぞ」
「あら、なんのことかしら?」
私は長峰、そう、お嬢様
なんとしてでも隠し通さないと



