「ちょっと、待ちなさいな。あなたたちはここで何をしてらっしゃるの?」


愛菜ちゃんの腕をつかんでいた男がこちらに目を向けた


「おい、お前なんだよ、俺ら今忙しいから....って、おねーさん星蘭高校?お嬢様かぁ~しかも可愛いね~一緒にきなよ、優しくしてあげる」


気持ちが悪い


私にべたっとする視線を向けてきた

「それはお断りします。それより、その子離してくれないかしら?」


早く助けないと


「あ?ごちゃごちゃ言ってねーで来いっつってんだろ」


そいつらは私の手を掴んで車に乗せようとする

「ははっ、こいつは大人しいな」

そいつらは全然反抗しない愛菜ちゃんに向かってそう言った

何で反抗しないの!?

それに、いつもと様子が違う.....


そうして愛菜ちゃんを車に乗せた


「ちょっと!!」


「あー、もううるせぇ....黙らすしかねぇな」

後ろからハンカチで口を押さえられた

なんか、変な臭い

そこで私の意識が途切れた