君がスーパーヒーロー




昼休み。


もちろん授業中は全然授業が頭に入って
こなかった。


隣に光ちゃんがいるんだもん。



麻莉と一緒にお弁当を食べに屋上へ
行こうとすると、後ろからぐいっと
腕を引かれた。



『光ちゃん?』



後ろを振り返ると光ちゃんが少し顔を
赤く染めながら私の腕を掴んでいた。




『あ、と麻莉先に行っといて。』


「う、うん」


不安な顔を浮かべながら麻莉はててて
と小走りに走っていった。




『あの…手…』



「え…うわぁ!ご、ごめん!」


光ちゃんは自分の行動を確かめると、
真っ赤になりながら手を離した。



あの、ヒョウがハバネロになってる。


私ももちろんハバネロ。



私は、とりあえず自分の席に座った。


こっちの方が話しやすい。
光ちゃん席隣だし。



『で、えーと。どうしたの?』



「いや、そんな重要なことじゃないん
だけど…」



『うん、聞きたい』


なかなか言ってくれない光ちゃんが
焦れったい。