君がスーパーヒーロー




麻莉と、爽やか笑顔でゆっくりと靴箱へ
と歩いていく蒼先輩を交互に眺めた。



「あれっ、蒼先輩の隣誰だろう?」



麻莉がいきなり声をあげた。




窓の外を見てみると蒼先輩の隣に誰かが
かけよっていた。



もんのすごい笑顔で。




えっ、


うそ



光ちゃんだ。



ガタッガタタッ‼︎


つい、座っていた椅子を倒してしまい、
大きな音をたててしまった。



「どうしたの、なっちゃん!」



『ごめん、ちょっと椅子が倒れただけ』



びっくりした顔で心配してくれている
麻莉にあははー♪と笑いながらまた、
ちらりと窓の外を見た。




光ちゃんは蒼先輩と何か話しながら
笑顔で校舎へ入っていった。