「ほら、名前で呼べよ…」 「っ、」 恥ずかしくて目をそらすと時計が目に入る。 「って、あーーーー!!時間!やば!秋野くん、行くよ!」 不満げな秋野くんの腕を掴んで待ち合わせの場所へ走り出す。 このままじゃ遅刻だ! 全速力で走ると、ギリギリ時間には間に合った。 「赤松くん、待たせてごめんなさい…」 息を切らせながら言うと赤松くんは苦笑しながら落ち着けてくれた。 と、そこへあの頃から変わらずの黒髪の柊くんがきた。