「なんで…あんな怖かったの?」



私がそう聞くと秋野くんはニッと笑った。



「だって俺と話してたりしてたら友達いなくなるかもしんねぇだろ。」




優しすぎるよ、秋野くん……





容姿端麗

頭脳明晰(学年1位…らしい)


そして、
運動神経抜群だし、

性格が良いってこともわかった。




少し怖いけど、そんなことは気にしてられないくらい良いところが多い。




「あ、秋野くんっ、お願いがあるんだけどっ!」




「ん?なんだよ。」




優しい秋野くんは了承してくれるだろうか。


それとも断られるだろうか。




そして私は口を開く。