「なんだよ、柊。あ、キミは確か弟子ちゃんだったよね。」




「あ、相川日菜です!今日はご相談があってきました!!」





ぺこりと勢いよく頭を下げると佐野さんはクスクスと笑った。




「やっぱきみは面白いね。いじめたくなる。」




「おい、早く部屋に連れてけ。」




佐野さんの怖すぎる発言をサラリと流す柊くん。




「ん、あぁ、そうだな。とりあえず俺の部屋来い。」





へぇ、このお屋敷に佐野さんの部屋もあるんだ。




そう思ってついてくとひとつの扉についた。