「じゃあ、僕は寝るから」 「うん!」 田中くんにアドバイスされて、少し気持ちが軽くなり、いつの間にか眠りについていた。 ─── ── ─ 「…や…彩!着いたよ!」 愛奈に体を揺さぶられて眠りから覚めた。 そしてみんなでバスを降り、簡単な挨拶を済ませると各自解散。 「宙に用事があるから先に帰ってて!」 愛奈にそう告げると、走って宙の姿を探す。 校門前は生徒で溢れている。 そんな中から宙を探すことは難して、なかなか見つからない。