白夜に何か言った後、封魔がぐったりと彼に身体を預ける。 「心配ない。いつもあの状態の後は、酷く疲れるみたいだからな。 ・・・それよりも」 龍牙が言って、闇王が落ちた辺りに視線を移す。 「そうだ。まだ」 闇王を倒したわけではないと、花音もまだ見えないその姿を探す。 すると、ゆっくりと身体を起こす姿が見えた。 その姿は封魔との攻防で酷く傷付き、力も先程に比べるとだいぶ消耗しているようだった。