みんな努力して演奏の練習をしてきた。 でも特別うまいわけでもない。 私のこの声もいつまで続くか分からない。 初めはギターとベースだけのちっぽけなバンドだった。 ちっぽけな音。 いつか私の声帯も腫瘍に負けてちっぽけな声しか出なくなるかもしれない。 いろんな思いでつけた名前だった。 そんな思いが詰まっていた何て、この時は誰も知らなかった。