ただの幼なじみじゃいられない!




「爽太とプリクラって久しぶりだね。ていうか、最後に撮ったのうちのお母さんたちとあたしたちで出かけた時だったよね!」


「えー?そうだっけ。覚えてねえ。」



あの時、プリクラ世代ではないお母さんたちの方があたしたちよりはしゃいでて。


あたしたちは完全に置いてきぼりで、爽太と後ろで苦笑いしてた。


撮ったばかりのプリを眺めながら、ワイワイと爽太と会話する。


来たばっかりのときより、人が減ってあたし一人でも歩きやすくなった。


…爽太が女の子にモテる理由、少しだけ…わかったかも。


一緒にいて、楽しい。


もちろん、容姿はモテる要素しかないんだけども。


人をかき分けながら歩きやすくしてくれたり、あたしがやりたいって言ったゲームを真剣にやってくれたり…さりげない女子への気遣いができて、そして話も弾むんだ。