ただの幼なじみじゃいられない!




得意げな顔をした爽太は景品口にしゃがみ込み、それを取り出すとあたしに手渡してくれた。



「ほら。」


「わあっ、ありがとう爽太!」



景品の箱を胸にぎゅっと抱いて笑顔でお礼を言うと、



「…おう。」



爽太は、少し下を向いて口元を隠して返事をした。


…あれ、なんか照れてる?




「なに、照れてるの?爽太。」


「は?照れてねーよ!」




そんなふうに言ってるけど、わたわたと焦っている爽太がなんだか面白くて。


ふふ、絶対照れてるよね?


変なの、なんで照れてるんだろう。



「それ食ったらちゃんと消化しろよ!ただでさえデブなんだから!」