「爽太…くる、しいよ…っ」 ほっ、本当にきつく抱きしめられすぎて。 さっ酸素…が欲しい。 「咲…咲ごめんな。」 「え…?」 爽太の腕の中に閉じ込められたまま、頭上から降ってきたいきなりの謝罪にびっくりした。 爽太の胸に顔を埋めたまま、耳を澄ました。 「俺、ちゃんとお前の気持ち考えられてなかった。」 「………。」 「あんな言い方してもお前が傷つくだけだって。俺、わかってなかった…。」 あんな言い方…その言葉を聞いて、少し肩が震えた。