ただの幼なじみじゃいられない!





キーンコーン…



き、きちゃった…。



4時間目の終了のチャイムが鳴ると、あたしは息を呑んだ。


授業中ぼんやりしすぎていて、あっという間にお昼休みになってしまった。


ちなみに朝、佳奈に言われた小テストの結果は散々だった。


けど…もはやそれはどうでもよくて。


うわぁぁあ、あたし、これから爽太に…告白するんだぁ…。


きっ、緊張…する…。



「咲〜?ご飯食べよー!」



あたしの前の席で、お弁当を広げ始める佳奈。


そんな佳奈に、あたしは軽く頭を下げて両手を合わせた。


「あっ…ごめん佳奈!」


「ん?」


「爽太のところに…行ってくる…!」


「…そっか、がんばりな。」


「本当にありがとう、佳奈。行ってくるね!」


「いってらっしゃい!」



佳奈はどこか嬉しそうに、あたしを見て微笑みながら手を振ってくれた。


あたしも佳奈に微笑み返して、教室を駆け出した。