ただの幼なじみじゃいられない!




爽太に問いかけたけど、無言で洗い終わったお皿を食器棚に片付けていて、こっちを振り向こうとしない。


…でも、ちらりと見える爽太の頬は、なんだか赤い?


なんでなのか聞きたいけど、聞いても答えてくれないような気がする。


そう思って、それ以上聞くのはやめた。



「はー、暇だな。」


「そうだね。」



朝から食事の用意、洗濯、掃除…と、家事を全部こなした爽太。


ひと段落して、リビングのソファに二人で腰掛けた。


二人の間は、人が一人座れそうなくらいの感覚がある。


…爽太がいつの間にこんなに家庭的になってたなんて。


なんか、すごい意外〜…。


そして、一人で全ての家事をこなすことができない自分が、なんだかだらしなく思えてきた。