ただの幼なじみじゃいられない!




バーンッ!と勢い良く玄関の扉が開くと共に…。



「うるせー咲っ!今掃除と歯磨き同時進行してんだよ!!インターホン鳴らさないで入ってきていいってメッセージで送っただろ!」



朝から、このわがまま男の怒声を聞くハメになった…。



「ご、ごめん。」



一度自宅の方へ向けた体を、もう一度爽太のほうを振り返って思わず謝った。


って、なんであたしが謝ってるんだ??


早く来いって言ったのは爽太じゃ、なかったっけ?


あたしは、別に来たくて来たわけでは…。


あ、でもメッセージ確認してなかったあたしが悪い…?


けど、そんなに怒ることないじゃない。