まだ、時間は朝の8時半だし…。 多分爽太…まだ寝てる、よね? あの爽太がこんなに早く起きてるわけ…ないよね。 あたしはリビングへ戻り、ソファへ腰掛けた。 ♩〜♩〜 するといきなり、テーブルに置いていたスマホから通知音が鳴り響いた。 「…ん?」 この通知音は…メッセージかな? 誰からだろう? スマホを手に取り、ロックを解除してメッセージを開くと。 “朝ご飯、用意できてる。” 短い本文とユーザー名は…爽太…。