「じゃあ咲、行ってきま〜す♡♡♡」 「お土産いっぱい買ってくるからな〜。」 …時間が経つのは早いもので。 気がつけば翌日。 あたしの両親は、すこぶる上機嫌で笑顔で揃って家を出て行きました。 家にあたしは、ぽつんとひとり残された。 そりゃお母さんたちには、旅行を思う存分楽しんできて欲しいけど! あたしひとり…。 じゃ、ないんだった。 爽太の家にお邪魔するんだ。 ていうか、あのあと結局爽太の家にお世話になること、お母さんには了承したけど。 いつ、行けばいいのかな?