「いや、それにしても手出すの早えから!まだ告ってもないのに!」
それは…ごもっともです…。
雄哉の言葉がズンと乗っかってきた感覚がして、俺はガクッと首を落とした。
「でも、咲ちゃんのことだもんなぁ〜。多分お前の気持ちわかってねえよ、まだ。てかなんでそんなことされたのかもわかってねえよ、きっと。」
本当にそうだろうか…。
さすがに、気づかれたんじゃねえかなあ…。
現に…あのときから一度も話してないし、会ってないし…。
今まで俺は…何人もの女と遊んできたか正直もうわからないくらい遊びまくってたけど。
恋愛をしていたわけじゃないから、どうすればいいのかわかんねぇや。
「鈍感なお姫様は大変ですねぇ〜。」
机に頬杖ついて、俺に同情してる雄哉…。
どこか他人事なのは、気のせいじゃない。



