爽太とはあれ以来会話をしていないし、会ってもいない。
それはあたしが…爽太と会わないようにいつもよりも朝早く家を出て行って、学校でもずっと教室にいるから。
別に、会うのが気まずいっていうわけじゃなくて…。
なんだか、今爽太に会いに行ったら…あたし、爆発しちゃいそうなんだもん!
恥ずかしいっていうかなんていうか…。
いつも通りに接することができるか…不安なの。
「さーきっ!」
「あっ、佳奈。」
席に座っているあたしのもとへトコトコと駆け寄ってきた佳奈。
佳奈にはこの前のことをまだ、実は何も話していない。
もしかしたら、爽太と学校でいきなり話をしなくなったので、薄々は気付かれているかもしれないけど。



