「ごっ、ごめん爽太っ!」
ぱっと腕を広げて、慌てて爽太の体から離れた。
「あたしつい…腕に力入っちゃって…ごめんね。苦しかった、よね?」
きっと、あたしの馬鹿力で爽太のお腹にダメージ与えちゃったのかも…。
申し訳なくて、顔の前で手を合わせて爽太に謝った。
目の前の爽太は呆気に取られたようにぽかん、と口を開けていた。
「…お前、あぁぁ〜もう…!」
「な、なに?」
どこか納得いかないように、頭をガシガシとかく爽太。
ま、まさか相当痛かった…?!
「ほ、本当にごめんね…っ!」
「いや…大丈夫だから。それより早くあがれよ、体濡れてるし。」
「う、うん。」
本当に大丈夫なのかな…。
ちょっと心配だったけど、爽太に家に入るよう促されて、あたしは爽太の家に入れてもらった。



