大きくて。実は小さくて。

すごい学校に来てしまったと思っていると、チャイムが鳴りホームルームが終わった。


待ってましたと言わんばかりにムクッと起きる佐野さん。


「瑠生、行くぞ」


「おー…もーちょっと待てよー…もうちょっとでクリアしそうなんだから…」


そう言ってまた熱中する山本さん。


「じゃー置いてく」


「おいおい!行くって」


そう言い2人はどこかへ行ってしまった。


1時間目は何だろう?と考えていると先生が
「おい!相葉何してるんだ?早く2人のところへ行けよ」


「へ?」


マヌケな声が出てしまった。


「早く2人を連れて帰ってこい!授業に出させるのが今年の目標なんだからな!」


「今年…?」


「あぁ…あの2人は、ずっと授業に出てないんだ。いや、2人じゃなくて4人か…まぁいい早く連れて帰ってこい!」


「は、はい!」


私は慌てて教室を出て言った。


先生が「あの4人を授業に出させたやつはいないんだけどなー(笑)」


と笑いながら言っていることは知るはずもない。