切ないくらいに

「んで?どうかしたの?」


「んー・・・・・ちょっとね」


えへへ、と話を濁した。
だって自分の恋愛の話他の人に話したこと少ないから恥ずかしいし森山くんは異性だもん!!さらに恥ずかしいよ!


「ちょっと、ねぇ・・・・・
優実ってさ」

森山くんは私の耳元に口を近づけて

「え・・・・・?」

「松山の事好きでしょ?」

そう呟いた。