「それはねー、うん。好き!って言えば解決する話だよ。」


「誰に⁉︎」


「1人しかしないじゃん♡」



そう言って、視線を廊下側に向ける。





…あー、羽琉くん?


って、羽琉くん⁉︎



私は、羽琉くんをみる。






葉凪のせいで、羽琉くんのことを好きになってしまう。


好きになったら、羽琉くんは…







「気づいてるんでしょ?ほんとは」



ニヤニヤしながらいう葉凪。






…少し?



好き、ってこと…かなあ?