「必要してくれる人がいなくなる」 涙が溢れる。 瞬が私を抱きしめる力がつよくなる。 「………いるよ。」 目の前がぼやけてくる。 私には、瞳吾しかいない。 瞳吾じゃないと、私は……… 「きっと、いる。少なくても俺は琉佳がいるから、琉佳のためにここにきている」 ハンバーグを煮込んでいる火を消して、私をソファへ座らせてくれる。