檻の中の国


「だって……お腹すいたんだもの。」


「………ハハハッ……


ホント面白い奴。」


そう言った後、螢も食べ始めた。



外は、燃えるように赤い花が線路沿いに広がっている。


月夜に照らされて、不思議な雰囲気を醸し出していた。


「…………綺麗………。」


「…あれは、縛り花だ」


「なに?…それ。」