檻の中の国


すると、ふと頭に温もりを感じた。


「………泣くな。


……どうしていいのか、分からないだろ。」


「…………っ………!!」


面倒くさそうに私の頭を撫でるその手は、


角張っていて大きいけど、とっても温かい。


……そうだ……あの時も……


結局は私を助けてくれた……


「…………やっぱりあなたは、


………悪い人じゃないよ。」