檻の中の国


そうしているうちに、朝がやって来た。



「…もう…朝………。」


………コンコンッ


「そろそろ着替えておけ。」

「……。」


螢が扉を開けた。



「私を買うのは、誰…ですか?」


「…さあな。俺も、知らん。」