「正直に言うと、後悔はしていない」




俺は最低な男だな、クラウドは自嘲した。



「なら、良いわ」



自然と出てきた言葉
確かに元の世界にも沢山の思い出があっただろう。
家族も友達もいて、もしかしたら好きな人だっていたかもしれない。
でもクラウドは私を大切に想ってくれている。






「クラウドが、私の事を幸せにしてくれるんでしょう?」