リナリアの王女

 『それで、クラウド様は一体何をされたんですか?』

徹底的にクラウドに会う事を避ける為に、今日のお茶会は自分の部屋でやる事にした。
部屋にいればもしクラウドが訪れても部屋に入る事を拒否すれば良い。
部屋でお茶会をすると、サラちゃん敬語ではなく普通にお茶会を楽しんでくれるから嬉しい。

「やっぱり説明しなきゃだめ?」

朝の説明で納得できるはずないのは分かっていたが、いざ説明するとなると・・・。

『勿論、エリーゼさんが嫌だったら無理には聞きませんけど、他の使用人達もエリーゼさんが朝食時にダイニングに来なかった事を気にしていましたし、何よりも私に力になれる事があればと思って聞いたんです』

使用人さん達、心配してくれてるんだ・・・。

ダイニングに行かなかったのは、クラウドと顔を合わせづらいという理由なだけに心配を掛けてしまっている事は大変申し訳ない。








「実はね・・・」
私は心配してくれているサラちゃんに隠すのも嫌だったので、朝起きた事を順序良く話す事にした。