あの、おじいさんのお葬式の日からおばあさんが亡くなるまでの間、彼女がどんな生活をしていたかは知る由もない。 しかしその間、おばあさんは二通の手紙をしたためていた。 一通は、自分の葬儀は僕にお願いしたいと言う内容。 もう一通は、僕に宛てた手紙だった。