こんなお葬式【長篇】

初めてこの通路を案内した頃は、何とも望まない場所へ導くような感覚が嫌だった。

数日前まで息をし、ついさっきまで人の姿をしていた身内が、骨だけになってその姿を現すのだ。

その感覚……。

身内の表情のおののきや雰囲気。

その場へ案内している自分。

簡単に言うと、カルチャーショックに陥るのである。